記者コラム 等身大の中国 フォロー 中国で今も生きる魯迅 100年前の小説に共感する就職難の若者たち 河津啓介・中国総局長 2023年6月3日 保存保存 文字 印刷 北京魯迅博物館には,仙台市で医学を学んでいた時期の資料などが展示されており,日本との関わりの深さが分かる=北京市で2023年5月28日,河津啓介撮影 中国は6月から卒業シーズンを迎える,新たな門出となるはずが
ブランドバッグコピー 今年はかつてない就職氷河期に直面する,そうした中,若者たちが先行きの見えない不安や憤りを,文豪,魯迅(1881~1936年)の作品に託して世間に訴える現象が起きている, 5月に2年ぶりに赴任した北京市の街は,新型コロナウイルス禍以前の落ち着きを取り戻したようだった
スーパーコピー靴 徹底的に感染を封じ込める「ゼロコロナ」政策の終了後,主要な経済指標は回復傾向にある, ところが,若者を取り巻く環境は厳しい,中国国家統計局によると
ブランド財布コピー 4月の16~24歳の失業率は20.4%と,比較できる2018年1月以降で最悪だった, 市郊外で開かれていた就職説明会を訪ねた,河南省の大学院で学ぶ秦さん(26)は「もうすぐ卒業だけど
スーパーコピーn級 まだ内定なしです,論文に時間を取られ,就職活動に集中できなかった」とため息をついた, 就職難の要因は,雇用のミスマッチにある,中国教育省によると,大学や大学院など高等教育機関の卒業生は今年,過去最多の1158万人の見込みだ,だが,学歴を生かせるホワイトカラーの職は限られる,雇用の受け皿となってきた情報技術(IT)業界が,規制強化や景気減速で打撃を受けた影響も大きい, 「私たちはまるで『孔乙己』だ」,最近,ネット交流サービス(SNS)上で広がっている若者の訴えだ,SNSで話題の「孔乙己」とは 「孔乙己」は魯迅が1919年に発表した短編小説の題名で,主人公の男のあだ名だ,官吏登用試験「科挙」に合格できず,飲み代ほしさに盗みを働くまで落ちぶれた,それでも,労働者層が集まる酒場に,知識階級の象徴である長衣を着て現れ,周囲からあざけられていた, 学問を修めたプライドにしがみつく孔乙己の姿に,現在の若者たちは苛烈な受験競争を耐えて学歴を手にしても,報われないやるせなさを重ね合わせたのだろう… この記事は有料記事です,残り1466文字(全文2241文字)ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 登録済の方はこちらからログイン 関連記事 <「習1強」の中国は強権体制を世界に広げるのか> <貴賓席でみえた習近平氏への権力集中> 強権体制を揺さぶる「愛国世代」の反ゼロコロナ コロナ禍の北朝鮮で兵器開発を支えるもの 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 ウイグル族男性の本音 関連記事 <「習1強」の中国は強権体制を世界に広げるのか> <貴賓席でみえた習近平氏への権力集中> 強権体制を揺さぶる「愛国世代」の反ゼロコロナ コロナ禍の北朝鮮で兵器開発を支えるもの 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 ウイグル族男性の本音 投稿にはログインが必要です,河津啓介 フォロー 中国総局長 2001年入社,鹿児島支局,西部本社(北九州市)
ブランドコピーN級品 横浜支局を経て16年から5年間,中国総局(北京),21年から論説委員として中国問題を担当,23年から現職,連載:等身大の中国 次の記事 人権派弁護士一家を苛む中国式「法治」 2カ月で転居13回,引き裂かれた親子 注目コンテンツ